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結婚・出産・復職を経て考えること

ママ友付き合いのメリットとデメリット

子どもを通して知り合う「ママ友」は、子育てに欠かせない存在と思う反面、煩わしいと感じることもあるかもしれません。第一子出産後、2年ほどママ友との関係を続けてみて、ママ友付き合いにも一長一短あることがみえてきました。

自然と増えてきたママ友

産院では、隣のベッドで共に陣痛に耐えたり、産後に授乳室でよく顔を会わせたりするので、他のママとの間に自然と会話が生まれ、仲良くなることがあります。私も、入院中に何人かとよく話をするようになり、退院時に連絡先を交換しました。
また、自治体などが主催する講座・交流会では、同月齢の子をもつママたちと話が盛り上がり、自然と「また集まって話そう」となることもありました。
産前の私は、「ママ友付き合いは大変と聞くし、ママ友を無理してつくる必要はない」と考えていましたが、ふたを開けてみると、ママ友はいつのまにか増えていました。

ママ友は子育ての強い味方

ママ友がいてよかったと思う理由の1つは、病院や保育園に関する情報交換ができることです。
子どもが病気になったとき、よりよい病院へ連れていきたいと思うものの、そのよしあしはネットの情報だけでは決め手にかけることが多くあります。しかし、実際に子どもを受診させたママから、病院に関する詳しい話と「よかった」「オススメ」という声が聞けるのは安心です。自分が候補に考えていなかった病院情報をもらえることもあるので、選択肢も広がります。

また、保育園探しをしているときも、ママ友の存在は心強かったです。その時点での志望度は低いものの、条件次第では上位にあがってくるような園の情報を提供してもらえると、とても助かります。申請方法・締切などのちょっとしたことも確認しあえるので安心です。
私は、産前に他県から引っ越してきたこともあり、ママ友からの各種情報には大変助けられました。

ママ友付き合いにはリスクもある

一方で、ママ友付き合いにはデメリットもあります。
以前、ママ会に子どもを連れて参加した直後に、感染性胃腸炎になったことがありました。そのママ会には、会の1週間前に胃腸炎で救急搬送されたというママが参加しており、他にも私と同様に胃腸炎になったママがいたので、おそらくそのママ会が感染機会だったことが推測されます。
このときは子どもの発症は免れましたが、多くのママや子どもが集まる場合は、感染症に注意が必要かもしれません。

また、近所だからとすっぴんで外出したときに、たまたまママ友と出会ってしまい、悲しい気持ちになったこともあります。それ以降、一歩でも家の外へ出る時には、化粧というタスクが必ず伴うことになりました。


ママ友は、これまでの友人とはまた違った側面を持つ存在だと感じています。