赤ちゃんの包茎おちんちんをケアする方法
赤ちゃんの包茎やおちんちんトラブルで、悩んだり困ったりした経験はありませんか? そもそも、赤ちゃんのおちんちんを日常的にどのようにケアすればよいか、知らないママも多いのではないでしょうか。私も産後しばらくは何の知識もなかったので、生後9ヵ月健診で小児科医に「毎日お風呂で、おちんちんをむいて洗ってください」と言われたときは衝撃を受けました。
子どものおちんちんをむくという行為に驚愕
生後9ヵ月健診のとき、小児科医が「この子のおちんちんは、ここまできれいにむけますよ」と、実際にやりながら見せてくれたときは、大きな衝撃を受けました。赤ちゃんのおちんちんの皮はむくことができるということさえ知らなかったからです。
健診では、毎日入浴時におちんちんをむいて優しく洗うこと、洗い終わったらまた皮ををかぶせて元の生理的な包茎状態1)に戻すことの2点を指導されました。
子どものお風呂は夫が担当することが多いので、健診での指導内容を夫にもすぐに共有しました。同性の夫も、赤ちゃんのおちんちんの日常的なケアについては知らなかったようでした。
「おちんちん こんにちは」と声をかけながらやさしく洗う
私も子どもをお風呂にいれるときは、健診での指導通りに洗っています。
最初は、力の加減がわからずに皮をうまくむけなかったり、洗い終わったあとに皮を戻せなくなったりして、何度か夫に助けてもらいましたが、慣れてきた今は問題なくケアできるようになりました。
私の場合、膝の上に子どもを前向きに座らせて「おちんちん こんにちは するよ~」と声をかけてからケアするようにしています。手が濡れていると、皮をむいたり戻したりするのがうまくできないので、ガーゼやタオルで事前に手の水分を拭っておくのはポイントかもしれません。
ただし、私たちの子どもの場合はきれいに皮がむけましたが、乳児では全く皮がむけないのは自然なことです1)。親の判断で、赤ちゃんのおちんちんの皮を無理にむくのは禁物ですね。
おちんちんをむくと、先端に汚れがたまっているのがわかる
おちんちんのケアをする際、おちんちんの先端に白いカスのようものをよく見つけます。普段は皮で隠れているので見えませんが、おちんちんにも汚れがたまるのがわかります。手元にある育児本、松田道雄著「定本 育児の百科(下)」には、カスがたまっていても問題ないとありましたが1)、私は健診で「汚れがたまるので洗ってください」といわれたこともあり、カスがあれば取り除くようにしています。
また、赤ちゃんの包茎に対しては、外用薬の使用2)や、力でおし広げるのではなく、「おちんちん体操」を指導している医師もいるようなので3)、気になる場合は受診して相談するのがよいかもしれません。
なんとなく避けられがちな話題かもしれませんが、子どものおちんちんについて正しい知識をもち、適切なケアをしてあげられるママを目指したいと思います。
1)松田道雄著, 定本 育児の百科(下)第10刷
2)小児外科で治療する病気 / 泌尿生殖器 / 包茎(日本小児外科学会)
3)子どもの包茎に効く「おちんちん体操」(日経メディカル)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/yokoi/201802/554881.html(2018年3月13日アクセス)