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結婚・出産・復職を経て考えること

保育園でケガをしてくるから、自宅では安全対策に注力

子どもを保育園へ預けていると、しょっちゅうケガをしてきます。保育園での子どものケガに対する考え方は、保護者によってさまざまかもしれません。私たちは、保育園でも自宅でもケガをする場所は問わず、トータルでのケガの頻度が多くなければよいと考えています。

慣らし保育期間中に、椅子から落ちて頭をぶつけた

子どもは生後10ヵ月から保育園へ通っています。当時はずりばいでの移動がメインでしたし、私もずっと寄り添って見守っていたので、ケガをしたことはほとんどありませんでした。
ところが、入園2日後の慣らし保育期間中に、「椅子から落ちて頭をうってしまった。その後の様子は問題ないが心配だったら受診を」と、保育園から電話がありました。心配しなくても大丈夫だろうと思いつつも、初めての経験だったこともあり、すぐにお迎えに行ってその足で脳外科を受診しました。
結果、何も問題なくてよかったのですが、私にとっては衝撃的な保育園デビューでした。

保育園でのちょっとしたケガは日常茶飯事

その後も、卵のパックやヨーグルトの容器などの廃材で遊んでいたらまぶたに傷ができてしまったり、床に落ちているおもちゃを取ろうとして柱の角におでこをぶつけたりと、保育園でのちょっとしたケガは絶えません。その度に、保育園の先生は、申し訳なさそうに何度も謝ってくれます。
最初は、謝るくらいならもっとしっかり見ててくれればいいのにと思いましたが、日々活動範囲が広がっていく子どもを見ていると、そんなことは無理だとすぐに気がつきました。
一人の大人が複数もの子どもの面倒を見るのは、本当に容易ではありません。加えて、先生たちは、一人ひとりの連絡ノートに生活の様子を書き、泣いた子がいれば抱っこして、毎日外へお散歩にいくという多忙さです。多くを望んではいけないと悟りました。

家ではケガをさせないように安全対策に注力

以降、保育園でのケガはある程度仕方ないと許容しています。ただ、トータルでケガの頻度が増えることは避けたいところです。頻繁にケガをしていたら、確率的に、命に関わるような大ケガのリスクも高まると考えるからです。
そのため、今では「保育園でケガをしてくるから、自宅ではケガをさせない」という考えに変わってきました。柱や家具の角を片っぱしからガードしていますし、常に子どもから目を離さないようにしています。
「自宅でしっかり安全対策をしているから、保育園でのちょっとくらいのケガなんか気にしない。元気いっぱい遊んでおいで!」という気持ちで、毎日、子どもを送り出しています。