低月齢の子をもつママだけのチームを組んで仕事をした時の3つのメリット
復職後、職場ではチーム編成があり、現在、低月齢の子をもつママだけのチームに所属しています。稼働前は、低月齢の子をもつママばかりで仕事がスムーズに進むのかと不安もありましたが、実際に始めてみると、メリットが多いことが分かってきました。
1.業務依頼時や業務配分の決定時に余計な気を使わなくてすむ
子どもが低月齢の場合、夜泣きがひどくて夜中に何十分も抱っこする日が続くことがあります。それがどれほど大変でしんどいことか、同じような月齢の子をもつママならすぐに分かるでしょう。
そういう時期は、疲労がたまって仕事の効率に少なからず影響することもあるため、その社員への業務の振り分けを控えめにするなどの配慮をすることができます。多くの場合、ひどい夜泣きが続くのは一時的なので、夜泣きが落ち着いて、ママも夜にしっかり眠れるようになったら、また通常通りの業務振り分けに戻します。逆に、子どももママも元気なら、時に少しハードな振り分け・業務依頼をすることも可能です。
家庭での育児の大変さが手に取るようにわかり、必要以上に気を使わなくて済むため、チーム内に変な遠慮が生まれません。
2.チーム内の連携が増えて、残業も減少傾向に
子どもの年齢や状況によって、ママの帰宅時間と、その時間を厳守する必要性は多少異なります。
例えば、子どもが中学生や高校生の場合、残業などで週に1~2回帰宅時間が遅くなったとしても、大きな問題にはならないかもしれません。しかし、低月齢の場合、預け先へのお迎え時間は決まっていますし、その後の食事やお風呂の時間を大人の都合で変更するには限界があります。
低月齢の子をもつママたちは、互いに残業なく帰宅しなければならない状況なので、私を含めて、時間内にいかに終わらせるかを常に考えて仕事をしています。チーム全員の仕事の進め方が「効率重視」で一致しやすいため、結果として、互いをフォローし合うようなチームプレイも生まれますし、トータルで残業を減らすことにもつながっています。
3.チーム内での報告・連絡・相談が自然と多くなる
低月齢の場合、発熱などのために保育園から呼び出されることは日常茶飯事です。感染症などで長期間の登園不可を余儀なくされることもあります。
急な不在が発生する可能性が高いことをチーム全員が自覚しているので、業務の進行度合いや見通し、懸案への考え方などを常に共有しあう雰囲気が自然とできあがってきました。
日頃から、報告・連絡・相談を密に行っているため、急な休みの際も最小限の情報共有のみで、スムーズに他のメンバーに仕事を引き継ぐことができます。
産前は、低月齢の子をもつママへの配慮として、そのようなママを分散させるような人員配置・チーム作りがよいと考えていました。しかし、実際に自分が低月齢の子を抱えて仕事をするようになると、同じような境遇のママ同士で組むほうが、効率・生産性・リスク管理などの点でメリットがあるように思います。
関連記事